ワインの王と称され、ボルドーと双璧をなす名醸地。
コート・ド・ニュイCote de Nuits、コート・ド・ポーヌCote de Beaune、コート・シャロネーズCote Chalonnais、マコネMacconnais、ポジョレBeaujolais、シャブリChablisの地区に分かれます。(ニュイとボーヌを合わせてコート・ドールCote d’Orと言います。)コート・ドールは「神に祝福された土地」と言われ、赤は酸味が効いて洗練された味わい。白はモンラッシェ、コルトン・シャルルマーニュに代表されるボリューム感のある辛口白で、ともに世界の頂点を極めるワイン。
ブルゴーニュでは通常、単一品種からワインが造られ、赤はピノ・ノワールPinotNoir、ガメイGamay(主にポジョレ地方)、白はシャルドネChardonnay、アリゴテAligoteを用いられます。ピノ・ノワールとガメイを混ぜたものは、ブルゴーニュ・バス・トウー・グランBourgogne-Passe-Tout-Grainsとなります。(混合率・ピノ最低3分の1以上)
昔コートドールでもガメイが栽培されていたそうですが、1395年ブルゴーニュ公国王・フィリップが、粗野だと嫌ってガメイの栽培を禁止し、高貴種のピノ・ノワールに植え替えられました。
中世、ブルゴーニュでは修道院や王族がプドウ畑を所有していましたが、フランス革命時に国庫に没収され小作人達に分け与えられました。
その後相続等により、さらに土地が細分化され、同一の畑に複数の所有者が存在することが多いようです。(一つの造り手が畑を単独で所有している場合、モノポールMonopoleといいます)
そのため、同じ畑のぶどうから造られるワインでも造り手によってばらつきが出るので、ブルゴーニュワインは造り手で選べ。と言われています。
プドウを栽培しワイン造りを行う、ドメーヌD・maineと、“ワイン商”と訳されるネゴシアンN・gociant、とがあります。ブルゴーニュでは、クリマClimat(区画)が格付けられており、AOCの規制の対象となっているのも特徴。下から、地方名(例:ブルゴーニュ)、村名(例:ヴオーヌ・ロマネ)、1級畑lerCru(例:ヴオーヌ・ロマネプルミエ・クリュクロ・デーレア)、特級畑Grand Gru(例:ロマネ・コンティ)となります。
同じピノ・ノアールで造ったワインでも、たった数メートル離れたクリマでは、味や出来が全く異なるのも、ブルゴーニュワインの面白さです。
